IT/イット THE END “それ“が見えたら、終わり。

監督:アンディ・ムスキエティ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
原題:IT:CHAPTER TWO
製作年:2019年

175392_1

前作の微妙な不完全燃焼感はなく、非常に面白い。
役者を前作の子供時代を彷彿とさせるルックスのメンバーで揃えたのは見事。ただヒロインの顎がなぜ割れたのかw
ペニーワイズによる脅かし描写は磨きがかかり、気色悪さを湛えたキャラ続出で楽しい。
27年後の話ながら、かなりの割合を27年前に割いており、前作をあらすじなしで思い出させてくれる。
勝ち方に納得いかないのは、物語中の設定を踏まえているな、と。
ダークタワーの方には、まだペニーワイズがいる気がする。
これ、あの花と同じじゃないのか?

予告編

| | コメント (0)

冴えない彼女の育てかた Fine

監督:亀井幹太柴田彰久
脚本:丸戸史明
製作年:2019年

174792_1

当初の英梨々ルートじゃなく、原作ルートで良かった。
原作における紅坂の狂気的なクリエイター魂の描写をほぼ削ったが、彼女の言葉こそ、じっくり聞きたかった。
詩羽の分まで泣く役目を負った英梨りには、観ている方も泣かされた。
恵、原作よりも面倒くささが薄まった。
この手の完結編でやることの多い、これまでのあらすじもないくらいに、スタッフロールの後まで、ぎっちり詰め込まれた、ファンのための映画。

予告編

| | コメント (0)

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第2章

監督:多田俊介
脚本:
製作年:2019年

177536_1 

神谷浩史の無駄遣い。
思ったより、オフレッサーの話がアッサリと。
同じ自由惑星同盟同士の艦隊戦で、互いにやる気満々なのがね…
やっぱり艦隊戦が物足りないな。


予告編

| | コメント (0)

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第1章

監督:多田俊介
脚本:高木登
製作年:2019年

177535_1


原作読んでるし、前のアニメも観たし、コミカライズ版も道原版、藤崎版読んだし・・・でも面白いのが銀英伝の凄いトコ。
なんとなく感じるのは今回のシリーズ、艦隊戦が簡略化されてないか?ってこと。気のせい?
話がリップシュタット戦役に至ったという事は、一つの山場へと今期のアニメも差し掛かったという事で、どう描くのかっていうのは気にせざるを得ないよな。
まぁ、素直に楽しみますよ。

予告編

| | コメント (0)

居眠り磐音

監督:本木克英
脚本:藤本有紀
製作年:2019年

177017_1


こういう娯楽時代劇を待っていた。
お涙頂戴の展開に笑いもあって、もちろんスッキリする勧善懲悪の逆転劇やかっこいいチャンバラもある。
しかもシリーズ化が可能!
マンガ原作がーと騒ぐバカ者どもは、こういう邦画をじゃんじゃん観ろ。
マンガ原作に頼らずとも、邦画が復興するぞ。
昭和の剣豪とはちょっと違うカッコよさがここにある。
必殺シリーズもこれくらい頑張って欲しい。

予告編

| | コメント (0)

劇場版 幼女戦記

監督:上村泰
脚本:猪原健太
製作年:2019年

Dpe_h9rvsaantot

テレビなり、原作なり、コミック版なり最低限知っておかないと、何をやっているのかさえ分かりづらいだろう。
悲劇のヒロインをヒロインとして扱わないのが、この作品の真骨頂。
この映画においても、しっかりと物語は進んだわけだが、2期があるのか?
確かに連邦の本拠地は、事実創作問わず、突入しやすい場所なのは間違いない。
ロリヤというド直球のネーミングに爆笑。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

グリンチ(2018)

監督:ヤーロー・チーニー、スコット・モシャー
脚本:マイケル・ルシュール、トミー・スワードロー
原題:THE GRINCH
製作年:2018年

175930_3

原作が絵本だから?期待とは全く違って毒が薄い。
ひねくれものが普通に街に出入りしてんだもの、なんだそりゃ?だよね。犬に対する態度を見てりゃ判るけど、根が恐ろしく善良なんだよね、グリンチ。
逆に不気味なのが街の人間。誰もグリンチの孤独を気にかけないし、たまに買い物に来る輩と思ってる感じ。自称親友は勘違いしてるだけだし。ただ一見、善人というか、クリスマスのバカ騒ぎからすると狂人だらけだ。
わかってますよ、孤独な怪物と狂人集団の戦いなんか描かれないことは。
予告編以上の毒がなかったのが残念なだけ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

続・終物語

監督:新房昭之
脚本:東冨耶子、新房昭之
製作年:2018年

177186_1

育が作品のイメージキャラとしてパンフ等に描かれているが、実際は非日常の顕現のような扱いで、結構投げっぱなし。
風呂での暦のシーン、結構、堂々とやるんだなと驚いた。
原作同様の素晴らしい蛇足。
結局、ひたぎが可愛いで終わるんだよな。可愛いんだよ、ホント。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

旅猫リポート

監督:三木康一郎
脚本:有川浩、平松恵美子
製作年:2018年

172724_2

久々だよ、泣きすぎて頭痛がする映画。
普通、セルカークレックスなんて品種の猫を捨てないわなw
みゆきちさん、そんな色っぽい猫はいませんw
ナナの演技?が素晴らしいのだよ。餌で釣ったり、おもちゃで気を引いたりしてるのはわかるんだけど、それでも素晴らしいのだよ。
死を目前にしているからこそ、自分の過去から今までの境遇が人との出会いや繋がりで救われていたことを気づき、魂のパートナーともいえる飼い猫の幸せは何なのかに改めて気づくという展開。
これ書いてるだけで泣ける。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デス・ウィッシュ

監督:イーライ・ロス
脚本:ジョー・カーナハン
原題:DEATH WISH
製作年:2018年

173394_1

オリジナル版である「狼よさらば」は観ていません。
なぜ、ブルース・ウィルスなんだろう。観ていて作中の義父と年齢変わらんように見える役ってどうなのよ?
見せ場はほぼ予告編で使い切ってる感。
そこそこのゴア描写で、テンポもあって、ちょっとしたミスリードも盛り込んだりして、つまらなくないんだけど、ブルース・ウィリスのギャラの分をもっとドラマ部分につぎ込めたら良かったのになって思う。
ミスキャストだね。
ラストでみんな言いたくなるだろう「ありがとう!グルテン刑事!」ってね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧