NYPD15分署

チョウ・ユンファが汚職警官に扮するハリウッド映画。
「男たちの挽歌」の頃とは違った、重みのある渋い演技。ジャッキー映画とは逆で東洋人警官の中に白人警官が一人、赴任してきて・・・という流れはハリウッドでは珍しいのでは？
その白人警官役のマーク・ウォールバーグが可もなく不可もなく、な感じで、もうちょっとがんばってくれよ！って演技。
しかし、ストーリーは二転三転しつつ「警官の正義」を追及していく、なかなかのハードボイルドです。
あまり一般的な評価のよくない作品ですが、「インファナル・アフェア」などが評価されている昨今、再評価の望まれる良質な作品と思われます。